バレーボール

【連続動作への注意切り替え・上肢と体幹の連動性を鍛えるコンテンツ】

上肢の動きに体幹を連動させる! 遠くのアタックには体を傾け、腕を大きく伸ばすことで、上肢と体幹の連動性、そしてリーチ動作を強化!
✅広範囲からの連続攻撃を通じて、周辺視野、注意の切り替え能力、そして動的バランス能力を総合的に向上させる!

TANOゲーム紹介:バレーボール
■同時プレイ人数:1~5人
■使う身体の部位:上肢(両手、肩、肘の連動性)、体幹(バランスと伸展)、注意の切り替え、周辺視野
「バレーボール」は、5人の相手が時間差で連続して放ってくるアタックを、プレイヤーが両手を使った動作で打ち返すことを目指すコンテンツです。
このゲームの最大の効果は、遠くのボールに両手を伸ばして対応する動作を通じて、上肢と体幹の連動性(協調性)と動的バランス能力を養える点にあります。アタックを打ち返す際には、単に腕を振るだけでなく、体幹をボールの方向に傾け、リーチを最大化するための姿勢制御が求められます。
両手のみで受けるというタスクの中で、プレイヤーは広範囲の周辺視野でボールを監視し、飛来するボールごとに対応する体幹と上肢の動作を素早く切り替えていきます。この訓練は、複数の刺激への機敏な注意配分と、不安定な体勢での動作の正確性を効果的に鍛えます。

✅オススメポイント
上肢と体幹の連動性(リーチ能力)の強化
 遠くのボールへ腕と体を一体として伸ばす動作が、体幹の安定性を保ちながら行うリーチ動作を改善し、上肢の可動域を広げます。
注意の切り替えと広範囲の空間認知能力の強化  
 連続して飛んでくる複数のボールへ注意を素早く移し、最適な対応を判断する訓練が、認知機能と多方向への対応力を向上させます。
動的バランス能力の維持・向上  
 腕を伸ばす際に体幹を使って姿勢を傾け、体勢を崩さずに動作を完了する訓練が、不安定な状況下でのバランス制御能力を徹底的に鍛えます。

ADL(日常生活動作)の維持・向上にも効果的
このコンテンツは、上肢と体幹の協調性、そして動的バランスの向上を通じて、以下のような日常動作を支援します。
棚の上の物や床の物を取る動作  
 体幹を使って上方に手を伸ばす(リーチ)、あるいは前屈みになるといった動作の安定性が向上し、日常生活での物の取り扱いをスムーズにします。
転倒予防と体勢制御能力  
 腕を伸ばす際に体幹を制御する訓練が、バランスを崩した際の体勢の素早い立て直しや、転倒リスクの軽減に繋がります。
広範囲の視野を使った安全な行動  
 広範囲の情報(周辺視野)を処理する訓練が、日常生活における周囲への注意深さを強化し、安全な行動をサポートします。